府中市議会 2022-06-28
令和 4年第4回定例会( 6月28日)
○
予算特別委員長(
加納孝彦君)
議長の御指名をいただきましたので、
予算特別委員会に付託を受けました議案第39号について、審査の概要と結果を御
報告申し上げます。
議案第39号については、
今期定例会初日に
提案説明を受け、同日設置された本
特別委員会に付託をされました。
本
特別委員会では
分科会を設け、
審査区分に従って審査を行いましたが、その概要については、先ほど、この議場で行われた本
特別委員会において、各
分科会の
報告を受けたところでございます。
この各
分科会の
報告に対する
質疑及び討論のいずれもなく、本議案は
全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しております。
以上、まことに簡略ではありますが、
予算特別委員会における審査の概要と結果を申し上げ、
報告とさせていただきます。
〔
予算特別委員長 加納孝彦君 降壇〕
○
議長(
加藤吉秀君) 各
委員長の
報告が終了いたしました。
休憩いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午前10時58分 休憩
午前10時58分 再開
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
議長(
加藤吉秀君) 再開いたします。
これより各
委員長報告に対する
質疑に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、各
委員長報告に対する
質疑は終結いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
議長(
加藤吉秀君) これより議案第37号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより議案第37号を採決いたします。
本案に対する
委員長の
報告は、可決であります。
本案は、
委員長の
報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
議長(
加藤吉秀君) これより議案第39号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより議案第39号を採決いたします。
本案に対する
委員長の
報告は、可決であります。
本案は、
委員長の
報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
議長(
加藤吉秀君) この際、
日程第5、
報告第2号「令和3年度府中市
一般会計繰越明許費繰越計算書ついて」から
日程第10、
報告第7号「府中市
まちづくり振興公社の事業の
状況について」まで、計6件について、一括して
質疑に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、
質疑を終結し、
報告を終了いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
議長(
加藤吉秀君) これより
報告第8号の
質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次発言を許します。
○
議長(
加藤吉秀君)
広瀬議員。
〔11番
議員 広瀬和彦君 登壇〕
○11番
議員(
広瀬和彦君)
議長の御指名をいただきましたので、11番
議員、
創生会の
広瀬和彦が
報告第8号、
専決処分の
報告について、
質疑をいたします。
今回の事故の
概況説明をいただきましたが、事故に起因した
内容等、4点ほど質問をさせていただきます。
この事故の現場は、
市道中須21号線と
報告がありましたが、具体的にはどのような場所であったのかお伺いします。それと、2点目として、陥没の
状況はどうだったのか。これが大きな事故に至るかもしれないほどの
陥没状況だったのか。3点目、道路の市の
点検状況はどうだったのか。4点目、市の過失が50%となっていますが、それに至った理由。この率は、
道路管理上での過失ということでの50%なのか。そこの数字を決めた経緯についても教えていただきたいと思います。
以上、この4点をお伺いします。
〔11番
議員 広瀬和彦君 降壇〕
○
議長(
加藤吉秀君)
大元土木課長。
〔
土木課長 大元唯至君 登壇〕
○
土木課長(
大元唯至君) 最初に、事故の概要について御
説明申し上げます。
令和4年3月19日午後10時頃、中須町の国道486号線中須大
踏切交差点から、
芦田川左岸線へ接続する
市道中須21号線を
被害者が運転する
普通乗用自動車が道路上の
ポットホールに
車体左側前後の輪を落とし、
車体左側前後の
ホイール端部を破損したものでございます。
まず、1点目の御質問なんですが、具体的な場所についてなんですが、中須町のパーラースーパーライトの裏側の市道でございます。
2点目でございますが、
陥没状況はどうだったかということなんですが、現地を確認しましたら、市道に
ポットホール70センチ掛け80センチ、深さ4センチから7センチの
舗装面の損傷がありました。
3点目の道路の市の点検はどうだったかという御質問なんですが、市道の
維持管理につきましては、職員による
市内全域の
定期パトロールや
日常巡視、
地域住民等の通報に対して
状況確認を行っておりますが、
当該箇所につきましては、今回の事故が発生するような
状況は把握しておりませんでした。
4点目の市の過失が50%ということの御質問なんですが、事故の原因につきましては、
被害者が帰宅途中、夜10時頃と遅い時間で雨も降っており、アスファルトの
ポットホールより水がたまって平らに見え、
ポットホールが確認できなかったことによる
破損事故でございます。市の責任につきましては、このような
状況から
被害者に全ての過失があるといったことではなく、
道路管理者として責任があり、市の
過失割合も発生するものと判断いたしました。
過失割合につきましては、契約している
保険会社とも協議を行い、ほかの判例も参照して、最終的に市が5割、
被害者が5割との
過失割合としております。
〔
土木課長 大元唯至君 降壇〕
○
議長(
加藤吉秀君)
広瀬議員。
〔11番
議員 広瀬和彦君 登壇〕
○11番
議員(
広瀬和彦君) ただいまの
報告の中で、
ホットホール、
ホットポール、どっちなんですか。
(「
ポットホール」と呼ぶ者あり)
○11番
議員(
広瀬和彦君)
ポットホールというのが、済みません、どんなものかというんがよくわからないんですけれども、70センチから80センチで深さが4センチ、この大きさですと、かなり目立つんじゃないかなと思うんですが、大体道路の陥没の関係というのは、当然
通行者から通報があったり、
あと町内から通報があったりという形にはなると思うんですが、この大きさはかなり大きい形だと思うんですけれども、先ほど、市の点検の話が出ましたが、実際に市道のところの点検は、どういう感覚というか、スタンスでやられているんか、ちょっとそこのところだけお聞きしたいのと、さっきの
過失割合の50%なんですが、
道路関係の事故は、以前でもあったのかもしれませんが、その際の
過失割合は、事故の
状況にも多分よるんだと思うんですが、この50%というのは妥当な数字なんかどうなんか、そういったところもちょっと教えていただければと思います。
〔11番
議員 広瀬和彦君 降壇〕
○
議長(
加藤吉秀君)
大元土木課長。
〔
土木課長 大元唯至君 登壇〕
○
土木課長(
大元唯至君) まず、1点目の
ポットホールにつきまして、御
説明申し上げます。
70センチ掛け80センチで、深さが4センチから7センチ。通常でいいますと、舗装の厚さが5センチぐらいなんですが、舗装が剥がれていたような
状況になっておりました。当時、夜遅かったということで、雨が降っており、表面が水たまりになっていた関係で、
被害者の方が段差に気づかれていなかったという現状でございました。
それと、2点目の市の
点検状態でございますが、市道の
維持管理につきましては、職員による
市内全域の
定期パトロールや
日常巡視、
地域住民等の通報に対して、迅速な
状況確認を行っております。路面の穴埋めなど、緊急を要するものにつきましては、
現場確認後、直ちに職員による対応、または、
維持管理を委託しております
土木業者へ指示を行い、迅速に対応を行っております。
3点目の
過失割合の50%につきましては、先ほども答弁いたしましたように、現地を確認した結果、雨も降っており、
被害者が運転するのに段差を確認ができなかったということと、
道路管理者として、日常的に
巡視等は行っていたんですが、その
状況が確認できておらないということで、市が5割、
被害者が5割で、
過失割合を決定しております。
〔
土木課長 大元唯至君 降壇〕
○
議長(
加藤吉秀君)
岡田議員。
〔8番
議員 岡田隆行君 登壇〕
○8番
議員(
岡田隆行君)
日本共産党、岡田が質問させていただきます。
先ほど
広瀬議員からもありましたので、少しかぶる面もあるかもしれませんが、幾つか角度も変えながら、お話を聞かせていただこうと思います。
事故の
概況説明は、大分わかりました。市側にどのような責任があって、市の過失が50%になったかということも、先ほどの質問でわかるようでわからない部分があるんですが、
保険会社が入っての
最終認定だろうと思いますので、イーブンイーブンということは、どちらにもそれぞれに過失があるということになったんだろうと思います。余り深くはその辺はわかりません。
大事なのは、やはり
再発防止につなげるために、この事故を市としてどのように認識をしているのかと。また、具体的にどのように
再発防止につなげていこうとしているのかという、ここだろうと思うんですね。確かに現状は、先ほど課長から
説明があったように、
パトロールを一生懸命やったり、いろいろ工夫もされているし、手を抜いているわけではないはずなんですが、しかしながら、現実には確認できない部分がある。私がけさ、上下のほうからこっちに来るときにも、やはり道で、私は軽トラで高いので、少々のことはないんですけれども、少し低い車だと、ここははねるなというところもあります。さて、これをどういうふうに、この事故、これは人身事故でなくてよかったなと思います。ここでタイヤを落として、ハンドル取られてぶつかったりしてけがをしたり、いろいろなことに人身的になっていなくて、まだ幸いだったかなと思いますが、だから、ヒヤリハットじゃないけれども、これをどう捉えて
再発防止につなげていくのか、ここ、とても重要なところだと思うので、これをお聞かせ願いたいのが一つ。
そして、もう一つは、事故発生が3月19日でした。土曜日でしたので、当然、明けての22日の議会の最終日に
報告ってできないわけなんで、それは不可能だろうと思いますが、例えば5月16日の臨時会の折などに
報告はできなかったのかということも含めて、事故発生から3カ月が経過をしています。この理由は何かという点でお聞かせ願いたいと思います。以上、2点。
〔8番
議員 岡田隆行君 降壇〕
○
議長(
加藤吉秀君)
大元土木課長。
〔
土木課長 大元唯至君 登壇〕
○
土木課長(
大元唯至君) まず、1点目でございますが、この事故の原因を市としてどのように認識しているかという御質問なんですが、先ほども何回も事故の原因について
説明させてもらったんですが、大きい事故にならなかったということについては、深く考えております。
再発防止につきましては、損傷箇所の早期発見が道路事故の防止につながります。市による
定期パトロールも実施しておりますが、危険箇所を発見した場合、My府中や電話連絡による通報をお願いし、市民の皆様のお力をかりながら、今後も今以上に
日常巡視など注意を払って、路面の穴埋め等の舗装補修などの緊急を要するものにつきましては、現地を確認後、直ちに職員による対応、または、維持修繕を委託しております
土木業者に指示を行い、迅速な対応を努めてまいりたいと考えております。
2点目でございますが、事故発生から3カ月経過しているのが、この理由についてという御質問なんですが、3月19日に事故が発生しております。それから、府中市が契約しております
保険会社と事故発生時の
状況を詳細に確認して、他の事例なども参考に協議し、
相手方と示談交渉に3カ月の時間を要したということでございます。
〔
土木課長 大元唯至君 降壇〕
○
議長(
加藤吉秀君)
岡田議員。
〔8番
議員 岡田隆行君 登壇〕
○8番
議員(
岡田隆行君) 確かに定期の
パトロール、これが発見できることも多いと思いますが、やはりそうはいっても、それだけの条件はそろわないわけですので、今、課長が言われたように、市民の力をかりるという、そういう観点、通報もしっかりしてほしいと、それがどういうふうに重大なものかどうかは、後で吟味するにしても、あれっと思ったことについては、適切にやっぱりその場その場で
報告をしてほしい、知らせてほしいということについて、もう少し広報しておく必要がある、知らせてくださいねということを丁寧に。なかなかMy府中だけで、それを操るということにならない場合もありますので、広報なり、その辺、手段はあると思いますけれども、市民の皆さんにも、ぜひ御協力をよろしくお願いします的なことは必要ではないかと私は思うんですが、どうかなと思います。
もう一つは、こうしたいわゆるうちの市が管理責任があるような、道路、市道における路面の管理の破損、こうしたことが元になって事故になったというようなケースが、ここ数年、あるいは、もうちょっと長いテンポであったのかどうかというところも、少しお話しください。
〔8番
議員 岡田隆行君 降壇〕
○
議長(
加藤吉秀君)
大元土木課長。
〔
土木課長 大元唯至君 登壇〕
○
土木課長(
大元唯至君) 過去にはどのような道路事故があったかにつきましては、令和元年度に3件ほどありました。うち1件は、市の
過失割合が40%で、市道の路肩の破損にタイヤが落ち、タイヤ2本がパンクしたものでございます。残りの2件につきましては、市の
過失割合が100%で、道路の陥没により、前のバンパーが破損した事案と、市の
過失割合が100%の道路の陥没にトラックの車体とホイール等を損傷した事例でございます。
令和2年度につきましては、ありませんでした。
令和3年度につきましては、3月議会で
報告いたした案件でございます。市の
過失割合が30%、下り坂の市道走行中に落石接触で車両の下部を破損してオイル漏れを起こした案件でございます。
令和4年度につきましては、きょう、御
報告いたした案件でございます。
〔
土木課長 大元唯至君 降壇〕
○
議長(
加藤吉秀君)
岡田議員。
〔8番
議員 岡田隆行君 登壇〕
○8番
議員(
岡田隆行君) 過去のいわゆるトラブルについては、今、
報告いただいたんですが、最初に私が質問、さっきさせていただいたんだけれども、やはり、これを発見をするのは、なかなか市の職員だけでは難しい面がありますので、しっかり市民の方からお知らせをいただく形を要望していく。そういうこともぜひやっていただきたいと思いますので、そのことについてお聞かせをください。
〔8番
議員 岡田隆行君 降壇〕
○
議長(
加藤吉秀君)
大元土木課長。
〔
土木課長 大元唯至君 登壇〕
小野市長。
〔市長
小野申人君 登壇〕
○市長(
小野申人君) 6月
定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
今議会におきましては、上程させていただきました条例、予算、原案どおりお認めいただきまして、まことにありがとうございました。
御意向を十分に反映し、職員一同、その執行に努めてまいりたいと思っております。
さて、6月30日からマイナンバーカードの普及促進としまして、マイナポイント事業の第2弾がスタートいたします。第2弾では、健康保険証、それから公金受け取り口座を御登録いただくことにより、最大2万円相当のポイントが受け取れるわけであります。こうした機会を捉え、市としましても普及促進に捉えていきたいと思っておりますし、また、イベントあるいは企業、あるいは公民館への出前講座などをはじめ、さまざまな機会をうかがいながら、普及促進に努めると同時に、また、議会でも御議論いただきましたように、市民の利便性向上につながるわけでありますので、効果的な取り組みの検討も進めてまいりたいと思っております。
次に、新型コロナウイルスワクチンの接種についてですが、重症化予防の有効な手だてとして、4回目接種を6月22日から府中市民病院で開始しております。また、ワクチン接種率の伸び悩みの原因の一つであります、急いで接種しなくてもいいとか、あるいは、副反応がひどかったと言われる方に対しての一つの効果と言われております副反応が少ないと言われておりますノババックスの接種開始の情報や感染予防、重症化予防の有効性などをお伝えするために、3回目までのワクチン未接種の方に当てた個別勧奨はがきや7月広報で周知PRを行っていくなど、知恵を絞って啓発を行っていきたいと思っております。
最後になりましたが、聞けば梅雨もきょうで明けたということで、記録的な短期間の梅雨だったと思っております。これから、ますます厚くなる夏がいよいよ訪れるわけでありますが、
議員の皆様におかれましては、健康に留意され、ますます御活躍されることを祈念をいたしまして、6月
定例会の閉会の御挨拶とさせていただきます。どうも大変ありがとうございました。
〔市長
小野申人君 降壇〕
○
議長(
加藤吉秀君) これにて、令和4年第4回
府中市議会定例会を閉会いたします。
午前11時59分 閉会...